トゥールーズ=ロートレック美術館で見ることができる有名な作品を紹介

トゥールーズ=ロートレック美術館で見ることができる有名な作品を紹介

 

(Albi) Entree du Musee Toulouse-Lautrec sur la place sainte Cecile

 

トゥールーズ=ロートレック美術館は、フランスのアルビにある美術館です。

 

この美術館は、19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍した画家、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックの作品を中心に収蔵しています。

 

美術館には、ポスターや版画などの作品が展示されており、彼の芸術性を垣間見ることができます。

 

ロートレック「ムーラン通りのサロン」

 

作品名 ムーラン通りのサロン
作者 アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック
制作年代 1894年
寸法 111.5 cm × 132.5 cm

 

「人生は美しいが、人は強い」 19世紀末のパリの歓楽街に身を置きながらも、名門貴族の嫡子として生まれた画家ロートレックは、自分の人間観に従って、夜の世界に隠れる真実を描き続けました。

 

そのロートレックが30歳のときに完成させた傑作『ムーラン街のサロン』には、虚飾を捨てて真摯に生きる人間の魂が映し出されています。1894年から5年にわたってモンマルトルのムーラン街にあった娼家を自分の住まいとして、多くの娼婦 たちをスケッチした画家。

 

娼婦たちも、自分を人間”として見てくれるロートレックに信頼を寄せ、ありのままの姿を見せました。

 

3年前、「ムーラン・ ルージュ」のポスターで一気に有名になった画家”のロートレックが、 スケッチを重ねて、油彩で仕上げた代表作、それが本作です。

 

キャンヴァスには、疲れ切った娼婦たちの様子が描かれている。しかし、 その表情は高慢である。「娼家の女たちは生きている」と言った、画家の言葉 が耳に残るような肖像となっています。

 

贅肉という虚飾を身につけることすらできない娼婦たちの人生にこそ、人間らしい美しさがあると、ロートレックは感じていました。

 

自分も幼いころに受けたハンディキャップを背負って、社会のアウトサイダーとして生きた画家にとって、娼婦たちは、精神的な仲間でした。

 

直感で描いてきた画家が、計画を立てて1m以上もある大作に描き込んだ真実が、娼婦たちの寂しさと静けさを見る者の心に訴えかけてきます。

 

ロートレック「ムーラン・ルージュのラ・グリュ」

 

作品名 ムーラン・ルージュのラ・グリュ
作者 アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック
制作年代 1891年
寸法 195cm × 122cm

 

『ムーラン・ルージュのラ・グリュ』は、フランスの画家アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックによって制作されたポスターです。この作品は、パリの高級売春宿「ムーラン通り Rue des Moulins」の広告ポスターとして制作されました。

 

ポスターには、ムーラン通りの女性たちが描かれており、その中心には、ラ・グリュというダンサーが描かれています。

 

彼女は、黒いドレスを着用し、踊りながら足を上げています。

 

このポスターは、当時のパリの風俗を象徴する作品として知られています。